新生ケニア

先日めでたく平和裏に行われた国民選挙の結果(賛成多数)を受け、今週金曜はケニアの新憲法公布のため国民の休日となりました。公布式典にはコフィ・アナン前国連事務総長のほか、10人もの大統領らが出席し、新生ケニアの誕生を華々しく祝います。


植民地時代に外から持ち込まれた憲法を変えたい、自らの手で作った憲法によって我が国の未来を定めたいというケニア国民の思いは、日本の状況とも多少かぶるものがあるため、感慨はさぞかしと勝手にこちらも胸にくるものがあります。


公布日当日は国民総出で祝杯を上げるため、市内の店などはほぼ全て閉まるようで、式典会場付近は大混雑が予想されています。また、記念すべきその日を家族・親族と祝いたい、ということで、多くのケニア人が地元に帰るようで、既に明日の午後から仕事はほとんど機能しなさそう。


日本ではほとんど知られていないのでしょうけど、ケニアの歴史の1ページが刻まれようとしています。