帰ってきました

しばらく御無沙汰しておりました。枝豆1kgとともに、日本からケニアに戻ってきました。


その後すぐにミッション(プロジェクト進捗評価団とでもいうのか?)に加わり、出張に出ていたりで落ち着かない日々でしたが、徐々にケニアの日常に戻りつつあります。そしてケニアでは小雨季が始まりました。夕方に雨が降ります。


ところで最近、徐々にケニア英語が身についてきた気がします。といっても、ケニアアクセントではなく、スピード。ケニア人は割と平坦なアクセントで弾丸トークをします。そして容易に人の話に割り込むため、割り込まれまいとこちらの話すスピードも自然と速くなります。


また、職場の同僚との仕事の会話も、短時間に効率よく話せるよう、また議論に割り込めるよう、どんどん速くなります。


というわけで、発音は二の次で、とにかく速く喋るようになりました。これで良いのかやや微妙です。ここらへん、政府の国際会議で求められるスキル(ゆっくり分かりやすい英語で話す)とは異なります。


いかに相手を納得させるべく効果的に喋るか、という点ではまだまだ未熟です。職場の同僚に見習うところが多いです。


しかし、仕事での英語は、単語の選択や細かい言い回しのニュアンスにまで神経を使う必要があるので、留学時代よりも格段に英語能力が上達している気がします。もちろん、留学時代に基本素地を作れたから、ということもあるでしょうけれど、いきなり国際機関へ出向するというのも、専門知識の習得だけでなく英語能力の向上の点からも若手職員にとって効果的なキャリアパスかもしれません(一定の素地が既にある人には)。この点、大使館のように半分以上日本語で話す環境と、完全に英語環境に身を置くのでもだいぶ異なると思います。