Mwanza

明日からタンザニアのムワンザに出張してきます。ビクトリア湖の環境管理プロジェクト立ち上げのため。


なんだかとっても困難の多そうなプロジェクトではあるのだが、種の多様性の高さとその進化の早さから注目され(ダーウィンの夢の池と呼ばれた)、エジプトまで含めた地域の極めて貴重な水源であり、漁業・農業・観光等々多くの貴重な外貨獲得産業の基盤となり(ダーウィンの悪夢として有名な話)、国境を越えて利害が絡む国際水域であるビクトリア湖のリージョナルプロジェクトに関われることは素直に嬉しく。


最近のNATUREに、汚染や外来種の影響で数が激減したビクトリア湖のシクリッド科の魚たちの回復と種の再分化が再び加速しているという記事が出ていた。この貴重な多様性と進化の実証実験場を失うことがないように少しでも役に立てれば。うーん、でもこのプロジェクト、聞くにつれて難の多い…。


※ちなみにムワンザってタンザニアで第二の都市なんですね。なんて知名度が低いのかしら。