ある日の一コマ

今日は最近新たに就任したsector director(役所でいう局長クラス?)と職員のビデオ会議。


「僕は君ら現場スタッフを助けるためにいるんだ。いつでも君の横にいるよ。さあ、なんでも日頃思っている問題点を聞かせてくれ!さあ!」


「...。(一人が思い立って)案件の決裁を取る過程で本部の反応が遅いため、ひどいときは半年とか、プロセスにすごく時間がかかってしまうのですが。」


「僕が必要なのは具体的事例だよ!具体的事例をもって上層部と掛け合うから!実際どれぐらい時間がかかったケースがあるのか、一覧表を作ってくれ!」


「は、はい...。」(げげげという空気が流れる)


「さあ、次は誰?誰もいないのか?いいかい、僕は君ら前線部隊のバンパー(盾)になるんだから!」


万事この調子で、なにか提案するたびに宿題が返ってくる。やる気に溢れているのは大いに結構なのだが、職員からの評価は散々なのでした。